2015.8.21 update ジョーズとシャーク

今夏は日本の太平洋沿岸で、大型のサメの回遊が相次いで確認され、いくつかの海水浴場で遊泳制限や遊泳禁止がなされる騒ぎになっているそうですが、夏場のほんの短い時期が書き入れ時の海の家などは本当に大変だろうと思います。

サメといえば英語では「シャーク=shark」ですが、その他に「ジョーズ=jaws」なんていうのも聞いたことはないでしょうか?1975年製作、スティーブン・スピルバーグ監督のアメリカ映画で、巨大なホオジロザメと人間との戦いを描いた「Jaws」という作品のインパクトがあまりに強くて「サメ=ジョーズ」と覚えている方もいらっしゃるかもしれませんが、ジョーズというのは正確には「jaw=あご」の複数形で「jaw」に「s」が付いたものです。

矯正治療の1手法として、外科矯正といって顎の骨もろとも歯並びを治してしまうという方法がありますが、その時に「上あご」もしくは「下あご」のどちらか一方だけの骨を切る手術を「one jaw surgery」、両方とも切る必要のある手術を「two jaw(s) surgery」とか言ったりします。この「jaw」というのが「あご」という意味です。

大型のサメはアザラシなんかも襲って食べるそうで、一説には人間の泳ぎは、泳ぎの下手なアザラシの子供が暴れているのと似ているので襲われるんだ!なんていうのもあるそうです。

金魚なんかを見ていてもそうですが、魚は興味があるとなんでも1回口に入れてみようとしてるような気がします。規模の差はあれ、サメも同じなんでしょうね。やつらは音や匂いに敏感ですから、海水浴場ではしゃいで騒いでいるっというのは…、やっぱり危なそうです。

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