2020.3.21 update 歯並び矯正、いつ始める?~NG時期編~

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歯並び矯正、いつ始める?と題しましてお話してきました3回目です。

大人の矯正、子供の矯正とご説明してまいりましたが、ここで気になるのが、今は矯正治療ができない、という時期があるのかどうか? ということです。じつは、 あ り ま す 。

絶対にできない時期は、歯と歯茎が健康でない時期です。矯正治療は健康な歯と歯茎があってこそ成功します。ムシ歯の歯には装置がつけられませんし、つけてもムシ歯の部分ごと装置が取れてしまって、歯が動かせません。また、正しい歯の形や大きさがわからないので、ムシ歯の状態で歯を並べてしまうと、そのあとでムシ歯治療をしようとしたときに、歯の大きさを正しく作れず、咬み合わせも狂ってしまいます。歯茎が健康でない=歯周病の時期には、歯を支える骨が弱っているので、歯を動かしてもそのあと安定しません。そもそも、ムシ歯や歯周病の原因のほとんどは歯磨きが行き届いていないことにあるので、そんな状態でさらに歯磨きが難しくなる矯正治療を行なってしまうと…残念な未来が見えてきます。ムシ歯や歯周病をお持ちの方は、まずは専門の歯科医院で治療を受け、再発しないように歯磨き指導を受けて、ご自身に最適な歯磨き方法を身につけましょう。

乳歯のムシ歯ならどうせ生え変わるしいいかな、と思わないでください。乳歯が虫歯になる→歯並び・咬み合わせが崩れるので、そのあとの矯正治療がより難しいものになったり、持って生まれたとおりの歯であれば矯正治療は必要なかったのにムシ歯のせいで矯正治療が必要になってしまった、なんてケースもありますので、お子様の仕上げ磨き・仕上げフロスは小さいうちから習慣づけましょう

そして、見分けが難しいタイミングとして、上記の子供の矯正の時期を過ぎてしまうと、全ての歯が永久歯に生え変わるまで矯正治療はできません。子供の矯正は前述のとおり、上下の前歯4本ずつと6歳臼歯4本が対象なので、犬歯とその後ろ2本の歯は大人の矯正が対象の歯です。これら3種類の歯(側方歯群、といいます。)がどれか1本でも生え変わり始めたら子供の矯正終了の目安です。もちろん、打つ手が全くない、というわけでもない場合もありますので、矯正相談は受け付けています。また、生え変わりが始まってもそのお子様の歯並び・咬み合わせによってはⅠ期治療を行なう診断が出る可能性もありますが、Ⅰ期治療という診断が出たら装置を付けるのは上下の前歯4本と6歳臼歯4本であることには変わりはありません。側方歯群の歯並び・咬み合わせが気になる場合は大人の矯正(Ⅱ期治療)の対象となります。

まずは、お口の中の健康が第一です。その上で今現在ご自身やお子様のお口の中がどうなっていて、どこが問題点なのか、を把握するのが大事です。現状をご理解いただき、タイミングや周囲の状況などを鑑みて矯正治療を始めるかどうか判断なさってはいかがでしょうか?

 

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