2015.9.11 update うさぎの爪切り

2015.9.11 update うさぎの爪切り

うさぎも人間同様、ツメが伸びます。野生のうさぎであれば、野山を駆けまわるうちに自然に削れていくそうなのですが、飼いウサギはそうもいきませんので、月に1回くらいツメを切ります。これがまた厄介なケアです。

以前ブログで、スタッフの飼っているうさぎは、ネザーランドドワーフという体が小さく神経質な種類で、というお話をしました。体が小さいともちろんツメも手足も小さいので、毛を避けながら手足を押さえながら切りすぎないように~~とするのがもう大変です。

うさぎを扱っているペットショップやトリミングサロンなどでは、爪切りもしてくれるようですが、当院のスタッフの場合はこれもDIYしてしまいます。専用のはさみみたいな爪切りも市販されていますが、私は人間用の爪切りの方が慣れているせいか使いやすいです。切るときの衝撃が出来るだけ出ないように切ると、うさぎも怖くないようで、あきらめたようにおとなしくなってくれます。

うさぎが爪切りをいやがっている姿は、小さなお子様が歯医者で治療をいやがっている姿と重なります。見えないところを器具で何かされるというのはヒトも動物も怖いのは一緒のようですね。ヒトは3歳越えると「わかりやすいように話せばわかってくれる」んだそうですね。これからこんなことするよ、こんな道具を使うんだよ、とお話しすると問題なく出来るお子様が多いですが、おうちで「歯医者さんに行くと痛いことをされるよ」「虫歯になったら痛いよ」と言われて来院されるお子様だと「怖い」が先に立ってしまって、お話を聞いてくれない場合もあります。日々の歯みがきだけではどうしてもケアしきれないことが多いですので、歯が生えてきたら歯科医院でプロのケアや指導を受けることで、「虫歯にならないお口」と「歯医者=怖くないというイメージ」を育ててあげてほしいものです。

矯正歯科の場合は、そこまで小さなお子様がいらっしゃる機会はあまりありませんが、やはりイメージというのは大事なようです。周りの大人のかたが「歯医者=痛いことをされるところ」よりも「歯医者=虫歯にならないように歯をきれいにするところ」のようなイメージでいていただくことも、ひとつ大切なポイントかな、と思います。(記:スタッフ)

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