2015.9.28 update フードファイターの歯並び

先日、久しぶりに「大食い」の番組をみかけました。食べ放題のお店に行っても、まったく元を取れる自信がないので、フードファイター達の食べっぷりはうらやましい限りです。

「大食い」と名前がついていても、たいていは「制限時間内にどれだけ食べられるか?」ということになるので、実質は「早食い」の要素もかなり必要なんじゃないでしょうか。

「口」というものを消化器官の一部として考えると、より多くの食べ物を効率良く食べていくためには、歯並びが良いほうが有利なのかと思いきや、フードファイター達の歯並びはあんまり良くないようでした。

おそらく彼らは食べ物を「咬み砕く」ことをやめて、ほぼ「飲み込んで」いるんでしょうね。なのでキレイな歯並びは必要ないんだと思います。「咀嚼」という動作は「満腹中枢」を刺激してしまうので、「大食い」や「早食い」には不利となりますので、理にかなっているとも言えます。

ただし、普通の人がこれをマネするとお腹を壊すのがオチです。良く咬んで食べることを放棄してるわけですからね。いわゆる「鉄の胃袋」を持つビックリ人間だからこそできる技だと思われます。実際に、あるフードファイターの腸内細菌の食物分解能力が常人の何倍もあった、という検査データを見たことがあります。

逆を言えば、ダイエットなどで食物摂取量を減らして効率良く栄養を取りたい方は、良く咬んで食べられる環境があったほうが効果的ということになりますね。(記:院長)

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