2016.3.28 update 裏側矯正体験記 ~実際に裏側矯正をやってみた~
以前、裏側(舌側)矯正がどんな感じの物なのかをお話させていただきました。では実際に、裏側で矯正治療を受ける側としたらどうなの?というところのお話をしていきますね。
裏側矯正は、とにかくジャマ!食事しづらい!!これに尽きます。表側に装置を着けてもある程度はジャマですし、食事にも気を付けていただく必要があります。しかし、裏側では、舌触りも食事も慣れるまで時間がかかります。当院スタッフは表側でも裏側でも歯並び矯正をしましたが、自分で慣れたと思えるまでに2ヶ月程度かかりました。
滑舌に関しては、しゃべる度に舌が装置に当たるので、た行・さ行・ら行の発音が気になってしまいました。ゆっくりしゃべれば大丈夫なのですが、早口でしゃべろうとすると舌足らずな感じになりやすかったです。仕事上どうしてもしゃべりますので、最初のうちはどうしても気になるのですが、時間が経つうちに慣れてきて、1ヶ月を過ぎたあたりからしゃべりにくさはかなり改善しました。
食事の際は、力を入れて噛んでしまうと装置が外れてしまうので、かなり気をつかいました。始めたばかりの頃は硬い物、咬みちぎる物は控えて、舌ですり潰せる食べ物物から始めたので、食べられない、ということはありませんでした。徐々に硬さをアップしていくと、だんだん装置を着ける前の食生活と変わらないくらいの物が食べられるようになりますよ。栄養面が気になったので、ときにはサプリメントで補ってみたりもしました。ひとくちのサイズも1/3くらいに減らしていたので、食事に時間がかかって満腹になりやすくなったからか、意図せずダイエットをしていたような感じになっていたのは、普段よく食べる私にとってはラッキーだったかな、と思います(笑)
食後はどうしても食べ物が装置にはさまってしまいます。これは表側に装置を着けた場合でも同じですが、決定的に違うところがあります。それが、「装置にはさまってしまった食べカスが、他人から見えるかどうか」です。裏側矯正では、装置にはさまってしまった食べカスが、見えません!!当たり前と言えば当たり前なのですが(笑)表側矯正では、何もつけてない以上に食べ物が引っかかりますので、刻み葱やゴマ、青ノリなどがよくひっかかります。ですので外食でそういったトッピングをできるだけ避けていました。一方、裏側矯正では、装置に食べ物がはさまっても見えないので、見た目を気にする必要がありません。外食でお好み焼きやたこ焼きを食べても、青ノリが歯に付くリスクは矯正していない人と同じなので、とても気が楽でした。
慣れるまでには個人差がありますので、2週間程度で慣れてしまうかたから半年たってもまだ気になるかたまでまちまちのようです。
自分ではしゃべりづらい、食事しづらい、と思っていても、他人からしたら気付かれないことがほとんどです。裏側矯正は自分(の中の装置)との闘いみたいな感覚かもしれません。
矯正歯科の中でも新しく、熟練の技術が必要な裏側矯正です。歯科医院によっては、「時間もかかるし仕上がりも表側に比べたら落ちてしまうから、表側にしましょう」なんていうお勧めをするところもありますが、当院では仕上がりは表側でも裏側でも同じです。機関に関しては、表側・裏側で歯の動かし方に得意・不得意がありますので、一概には申し上げられませんが、平均したら同じくらいです。
裏側矯正中の食事・トラブルへの対応・歯ブラシの仕方など、治療経験のあるスタッフがわかりやすくご説明します。どうぞお気軽になんでも聞いて下さい!
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