2016.4.19 update 口内炎対策、どっちがいいの？
当院では、矯正治療を開始した患者様にご自宅でのケアセットをお渡ししております。その中には、矯正用歯ブラシが２本と、口内炎ができたときに使っていただく保護材をご用意しています。
口内炎保護材は、装置が原因で口内炎ができたときに、その当たっている装置を覆って凹凸を減らし、口内炎が治りやすい環境を作るのに使います。ですので、塗り薬のように口内炎をカバーするのではなく、装置をカバーします。
通常お渡しするのは、ワックスタイプの保護材で、くっつきやすいので治療を始めたばかりの方でも扱いやすいことが特徴です。ただ、少々ざらつきが気になるという方のために、シリコンタイプの保護材もご用意しております。こちらはツルツルしていて舌触りはいいのですが、ワックスに比べるとくっつきにくく扱いづらいので、ご希望の方のみのお渡しとさせていただいております。
どちらのタイプも濡れているところにはつかないので、水気をしっかりふき取ってお使いください。そして、どちらも装置を上から覆いますので、装置だけのときよりも大きくなってしまい、違和感は強くなることがあります。そして汚れも溜まりやすくなりますので、保護材は計画的に使いましょう。
どうしても上手くつけられない場合や、保護材を使っても口内炎が一向に治らない場合は、お気軽にご相談ください。
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