2016.10.26 update ムシ歯は感染ります
近年、歯科についての啓蒙活動が活発に行われ、歯科医療従事者でない皆様のムシ歯や歯周病の知識が豊かになってまいりました。それでもまだ時々、「甘いものばかり食べているとムシ歯になるよ」「ムシ歯になったら痛いよ、歯医者は怖いよ」と言われているお子様を目にすると、少々残念に思ってしまいます。
生まれたばかりで歯もまだ生えていない乳児の口腔内にはムシ歯菌は存在しません。ムシ歯菌が定着するのは、歯が生えてきてからです。では、そのムシ歯菌がどこからやってくるのか、というと、ご家族や身の回りの方々の唾液から感染します。咬みづらいものを大人が咬み砕いたものを与える、というのはさすがに最近ではめったにないようですが、飲食物を冷ますのに「ふーふー」したり、同じ食器を使ったり、近くでしゃべっているだけでも感染してしまうのです。
こどものムシ歯予防を専門にしている先生曰く、こどものムシ歯予防はお腹の中にいるときからすでに始まっているんだそうです。妊娠中からご家族の口の中にいるムシ歯菌を減らし弱体化させておくことで、生まれてきた赤ちゃんに感染するムシ歯菌の質を変えることが出来るのです。
問題なく歯が生え、生え替わりもスムーズにいけば矯正治療も必要なかったであろうお子様が、ムシ歯などで歯の大きさや生え替わりの順番がおかしくなってしまい結果的に矯正治療が必要になってしまった、というケースはしばしば目にします。乳歯はどうせ抜けるから、とおろそかにしていると、永久歯にもムシ歯がうつるだけでなく、歯並びも崩してしまうのです。
歯並びを整えることは勿論大切なことですが、もともとは必要なかった矯正をしなくてはならなくなった、なんてことにならないために、親御さんには正しい知識をもち、正しい成長に導いていただきたいものです。 （記：スタッフ）
北浦和の歯並び専門歯科医院「Silver Lace矯正歯科」は、大人のかたから小さなお子様まで、「一生自分の歯で食事ができるように」、見た目の美しさだけでなくお口の健康も第一に考えた矯正治療をさいたま市北浦和で提供しております。
他人に気付かれたくない患者様のための裏側矯正やマウスピース矯正を得意とし、「表側矯正」でも目立ちにくい装置を使用し、患者様の快適な矯正ライフをサポートしております。歯並びや咬み合わせに関する疑問やお悩みに、矯正治療の専門医である院長がおこたえいたします。まずは当院無料歯並び相談にお越しください！
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