2017.3.8 update 専門用語のお話~舌側矯正~
つい先日、フリーペーパーを眺めていたら、「歯科矯正の種類」と題して、矯正方法の説明をしているコラムを見つけました。大きく分けて「唇側矯正」、「舌側矯正」、「マウスピース矯正」としていました。本ブログでは、それぞれについて、当院独自にご説明をしていきたいと思います!
第二回は、「舌側矯正」。
前回ブログで、歯科の専門用語は「読んで字のごとく」が殆ど、とお話しいたしました。ですので、「舌側矯正」は「ぜっそくきょうせい」と読み、「したべろ側からおこなう矯正治療」ということになります。つまり、当院のホームページでいうところの「裏側矯正」です。ワイヤーを固定し、歯に力を伝えるための「ブラケット」を歯の裏側に着けるので、「裏側矯正」と呼んでいます。
先述の通り、歯科の専門用語としては、歯の外側(表側)を唇側(しんそく)・もしくは頬側(きょうそく)、歯の内側(裏側)を口蓋側(こうがいそく)・舌側(ぜっそく)、咬む部分を咬合面(こうごうめん)と呼びます。これからいけば、裏側矯正は舌側矯正でも口蓋側矯正でもいいように思いますが、矯正の場合は「舌側」です。長いからでしょうか(笑)英語にすると、「Lingual(リンガル・舌の、)」となります。表側(唇側)矯正も裏側(舌側)矯正もやっている医院では、しばしば聞かれるかもしれません。
このブログを書くきっかけとなった紙面の中では、「舌側リンガル装置」を取り付ける、とのことでしたが、お気づきの通り、こんな装置はございません。なにせ、「舌側舌の装置」になってしまいますから(笑)正直何を言いたいのかよくわからないのですが・・・「舌側矯正装置」でいいのかな、と思います。
舌側矯正・裏側矯正の最大のメリットは、「見えない」というところだと思います。食事や発音が慣れるまで大変でも、他人に見られるお仕事をなさっている方にとっては、何にも替えられない事項なのでしょう。装置が見えない、ということは、食事をして何かが挟まっても見えないのも嬉しいポイントだとは思いますが、その分歯肉炎を併発なさる患者様が圧倒的に多いのも裏側矯正の困ったところです。
「おしゃれには我慢が必要」とはよく言ったもので、先述の通り、食事と発音が大変です。舌側矯正中の某トップアイドルさんも、「最初全然しゃべれなかった」とおっしゃっていたほどです。他人から聞くとそこまで気にならない方が殆どですが、いつも通りしゃべれない、というのはかなりのストレスだと思いますし、私自身裏側矯正を経験して滑舌の悪さは1ヶ月近く苦労しておりました。食事も、表側矯正の時の5倍くらい気をつけたように思います・・・。実は表側矯正では氷もおせんべいも遠慮無く食べていましたが、裏側矯正中は注意していたにもかかわらず何度か食事でブラケットを壊してしまった程です。
しゃべりづらさも食事の大変さも、治療が進んで歯並びが良くなって行くにつれてだんだん改善されていきますが・・・本当、おしゃれって大変だな、と実感した期間でした。
是非ご検討材料にしていただけると幸いです!次回・最終回はマウスピース矯正・舌側矯正についてお話しします。(記:スタッフ)
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