2017.3.10 update 専門用語のお話~マウスピース矯正~

2017.3.10 update 専門用語のお話~マウスピース矯正~

つい先日、フリーペーパーを眺めていたら、「歯科矯正の種類」と題して、矯正方法の説明をしているコラムを見つけました。大きく分けて「唇側矯正」、「舌側矯正」、「マウスピース矯正」としていました。本ブログでは、それぞれについて、当院独自にご説明をしていきたいと思います!

今回で最終回、「マウスピース矯正」についてです。

これこそ読んで字のごとく、マウスピースを使った矯正治療です。すこしずつ形の違う「アライナー」と呼ばれるマウスピースを順番にはめていくことで、歯並びを動かしていこうというものです。歯ぎしり予防のマウスピースと材質的にはほぼ同じですが、歯ぎしり予防の場合は現状の歯型そのままマウスピースを作製しますので、歯が動いてしまうことはありません。

実は日本矯正歯科学会の指針では「マウスピース型カスタムメイド矯正歯科装置」と明記することになっています。このマウスピース型カスタムメイド矯正歯科装置の中に、インビザラインやアソアライナーなどが含まれます。

マウスピース矯正は矯正装置の区分としては「可撤式矯正装置」といわれていますが、これは「取り外しが可能」という意味で、最大のメリットでもあり、デメリットでもあります。

そもそもアライナー自体は透明なので装置自体はあまり目立ちませんが、食事や歯磨きの際、ここぞと言うときには外すことが出来ます。しかしこれがなぜデメリットかと言うと、「外している間は歯が動かない」からです。唇側矯正や舌側矯正では、歯にブラケットを接着していますので、外れない限りは24時間力がずっと加わっていることになるのですが、マウスピース矯正では、力を掛ける=マウスピースをはめている、となりますので、外していれば矯正していないのと同じ、ということです。更に言えば、外した瞬間から歯は元の位置に戻って行きますので、外している時間よりも使用時間が長いことが絶対条件で、インビザラインでは22時間が目標と言われています。

目標の通りに使っても、ブラケット矯正に比べると治療期間は1.5倍~2倍近くかかることも難点ですね。

ご自分のペースで治療をしたい方や、治療期間よりもお手入れの楽さや自分で外せることを優先なさる方にはオススメの装置と言えます。

因みに、全く見えない、と説明している媒体もあるようですが、表面のてかりが自然な歯よりも強くなりますので、裏側矯正よりも目立ってしまいます。マウスピースだけでなく、歯にアタッチメントと呼ばれる突起を着けている場合はさらに違和感を覚えることが増えます。

唇側矯正(表側矯正)とマウスピース矯正を両方経験した院長曰く、諸手を挙げてオススメしたいものではないかもしれない、とのことでした。施術する側から申し上げれば、型取りをすればあとはマウスピースが出来てきて、それを患者まさにお使いいただくのがメインになりますので、楽といえば楽なのですが(笑)

是非ご検討材料にしていただけると幸いです!(記:スタッフ)

*開院2周年キャンペーン実施中です*
お得に矯正治療をスタートできるチャンスをお見逃し無く!

北浦和の歯並び専門歯科医院「Silver Lace矯正歯科」は、大人のかたから小さなお子様まで「一生自分の歯で食事ができるように」、見た目の美しさだけでなくお口の健康も第一に考えた矯正治療さいたま市北浦和で提供しております。
他人に気付かれたくない患者様のための裏側矯正やマウスピース矯正を得意とし、「表側矯正」でも目立ちにくい装置を使用し、患者様の快適な矯正ライフをサポートしております。歯並びや咬み合わせに関する疑問やお悩みに、矯正治療の専門医である院長がおこたえいたします。まずは当院無料歯並び相談にお越しください!

WEB予約フォームからの無料歯並び相談や処置のご予約は、休診中でも24時間受け付けております。
WEB予約フォームへはこちらからどうぞ。

 
 

戻る