2017.12.26 update 年末年始のトラブル対応
2017年中の診療日も今日を含めてあと2日です。今年もご愛顧ありがとうございました。年内残りの診療も全力で行ってまいりますので、どうぞ宜しくお願いいたします。
かかりつけ矯正歯科が休みの時、なんで今に限って!?というトラブルに見舞われることがございます。「ブラケットがとれた」、「ワイヤーが出てきていたい」、「マウスピースが紛失した」等、特にクリスマスから成人の日が絡む連休が終わるまで、歯科医院スタッフとしてはどきどきし通しの約2週間です。
何も起こらないのが一番ですが、ご馳走を食べたり旅行に出かけたり、普段と違うことが重なりがちなこの時期、トラブルを起こさないために注意していただきたいのは以下のポイントです。
①、食事はゆっくり、一口を小さめに。固いものとお餅は特にご注意ください。
②、レジャーでの転倒・接触にはご注意を。矯正治療中でなくても、ウィンタースポーツは「ぶつかって歯が折れた」でよく聞く原因のひとつです。
③、大きな可撤式矯正装置は旅行先に持って行かない。紛失や荷物の中での破損が考えられる場合は、装置をお留守番させるのも手です。
それでも何か起きたとき、慌ててしまうとは思いますが、まずは落ち着いて。できるだけ早く、状況を詳細に伝えられる方法でかかりつけの医院に問い合わせをしましょう。いつ・どの部位・どの装置・何が起きたか・痛みはあるか・を伝える事が大切です。メールでの連絡が可能な場合は、画像を添付すると大変わかりやすくて良いです。応急処置用に保護用ワックスを持ち歩くこともオススメします。どうしても手元にないときに装置が当たって痛い場合は、キシリトールガムをワックス代わりにすることもできます。
よくあるトラブルの対処法はこちらをご覧ください。
あまりオススメできないのが、「休日診療所で受診する」です。休日診療では、矯正の道具が揃っていなかったり、担当歯科医が交代制で専門外の先生やスタッフしかいなかったりする場合が殆どです。最悪の場合、手に負えないからと断られるケースもあります。「歯が折れた」や「くちびるがざっくり切れて血まみれ」などの外傷の際は有効ですが、同時に矯正装置の変形・破損があると、装置を大きく壊すこともありますので、ご注意ください。
休診中、患者様にトラブルがないことを切に祈っております。12月28日~1月4日の冬期休業中になにかございましたら、診察券裏のメールアドレスにご連絡いただけますよう、お願いいたします。もうすでに気になる箇所がある患者様は、是非お早めにご連絡下さい! (記:スタッフ)