2015.6.11.update ああ入間浪

時々立ち寄るコンビニの近くに、入間川部屋という相撲部屋がありまして、買い物をしているお相撲さんに会ってビックリしたり、国技館で場所があるときなどはお相撲さんと通勤のバスが一緒になったりすることがあります。体格の良さからくる迫力と和装がひときわ異彩を放つのですが、びんづけ油の良い匂いがまた意外な感じです。

そういえば、お相撲さんで歯並びの悪い人が思い浮かびませんね。格闘技なので前歯とかが無事では済まなそうな気が…。実はヒトでは体の大きさと歯の大きさは関係がないとされています。恐竜の化石を見るとデッカイ歯がついてるじゃん!と思うかもしれませんが、進撃してしまう人達は別にして、普通はそうはいかない、ということですね。

歯医者さんで、顎の骨が小さいせいで歯並びがガタガタになっている、と言われた経験のある人は多いと思いますが、骨が小さいからといって歯は小さくなってくれないというわけです。なので、体の大きなお相撲さんも、歯も大きいというわけではなく、元大関の魁皇関がスキッ歯だったのを思い出しました。

今から四半世紀も前、平成元年に初土俵を踏んだ「入間浪 功」という力士がいました。院長の中学時代の同窓生です。現役生活が短かったので本人がどう思っていたかはわかりませんが、自分の身近に力士になるような人間がいたということ自体が驚きで誇りでもありました。

昨日、その彼が亡くなったという訃報がありました。先月に同窓会があって話したばかりだったのに…。心筋梗塞による突然死だったそうです。まだ若いですし、ご親族や近しい人たちの心中をお察ししますが、一番無念だったのは本人でしょうね。米倉功くん。安らかに眠れ。

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