2015.10.9 update 矯正用インプラントのお話

一般歯科治療で普通に「インプラント」と言った時には、「歯科用インプラント」とか「デンタルインプラント」のことになると思います。歯を失ったときの人工歯根というべき代物ですね。

歯科矯正の分野にも「インプラント」を使った治療法がありまして、保険用語的には「歯科矯正用アンカースクリュー」とか言いますが、ここで使われるインプラントはいわゆる人工歯根とはまったく別物になります。

この2種類の一番の違いは大きさです。一般歯科でいう「インプラント」は、歯の根っこの代わりになるようなものですから、咬む力などの何kgという大きな力に耐えなくてはいけない上に、抜けては困るものなので、太さは4~6mm、長さも10mm以上になります。

他方、矯正歯科でいう「インプラント」は、歯を移動させるときの固定源として使うもので、数百gという単位の力しかかけませんし、しかも役目を終えた後は撤去してしまうので、太さは約1mm、長さは約10mm前後になります。

矯正歯科用の「インプラント」が必要になる時というのは、歯並びの乱れがより重症の場合に限られますが、それ自体はそんなに難しいものではありません。

もし矯正治療で「インプラントが必要です」と言われても、あまり心配することはなく、「あー、私の歯並び治すのは大変なのねー」くらいに考えていただけば良いかと思います。(記:院長)

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